bat の小ネタ
bat というシンタックスをハイライトしてくれる cat クローンがあってそれを常用しています。
ネタ的には bat というより less の -X オプションをしらなかったというしょうもない話になりますが忘れないためにメモします。
bat は less のようなページャとしての側面も持っており長いファイルの場合は、一旦画面が止まって入力待ちになるのですが、デフォルトだとこんな時に q で終了しても画面がクリアされてしまい。ファイルの内容が見えなくなってしまいます。これが地味に不便でした。
一方 less では、これを回避するための -X オプションがあり最終画面を残したまま終了することができます。
cat のページャ機能は結局のところ less を使って実現しているようなので -X を強制的に渡すと望んでいることができるようです。
export BAT_PAGER='less -XFR'
これで終了時の画面をクリアしなくなります。
設定を永続化するには、 .bashrc などに上記を追加して source ~/.bashrc で反映します。
また一つ地味な不便さを解消できました。